最近、耳にする機会の増えたUIデザインやUXデザイン。言葉は聞いたことがあっても、具体的にどのようなものなのかは分からないという人もいるのではないでしょうか?そこで今回は、UIデザインについてご紹介。概要に加え、UIデザインを検討するポイントなどを併せて解説しているので、興味がある人は参考にしてみてください。
UIデザインとは、サイトを訪問したユーザーが快適に閲覧したりサービスを利用したりするための設計です。UIデザインのUIとは、User Interface(ユーザーインターフェース)の頭文字をとった略語。インターフェースには、接点や境界面、仲介といった意味があり、2つ以上のものを結びつけるのに重要な役割を果たす窓口を意味します。
IT用語として言い換えると、ヒト(ユーザー)とモノ(機器、プログラムなど)をつなぐものということになります。具体的には、Webサイトのフォントやイラスト、入力欄など様々なものがUIにあたり、これらをいかにユーザーにとって使いやすいように設計するかというのが、UIデザインの本質となるのです。
分かりやすく例えるならば、人間と人間がコミュニケーションを図るUIとして言葉を使うのと同じように、人間と機械が会話をする時には、プログラミングの言語や画面、キーボード、マウスなどを使うといった感じです。
では、なぜWebサイトやアプリを作成する上でUIデザインが重要になるのでしょうか?それは、WEBサイトやアプリを使う時に目標を達成しにくくなってしまうからです。
良いUIデザインというのは、スムーズに使うことができるので目標を達成しやすいのに対し、悪いUIデザインは、ユーザーが使いづらいので目標が達成できないということになります。目標を達成できないというのを例えるならば、「商品の検索方法が分からない」、「予約したいのにできない」「知りたい情報が見つからない」ということ。ですので、UIデザインを考えるというのは、ユーザーが目標を達成しやすくなるためにはどうすればよいのかを考えるということになります。
UIデザインを検討する上で、押さえておくべきポイントは大きく分けて3つあります。
ユーザーは、扱い方や意味が分かりにくいUIデザインを嫌う傾向にあるため、ユーザーを惑わせるようなUIデザインは極力、控えてメッセージを分かりやすく伝えられるようにすることが重要です。例えばアプリのアイコンであれば、何を意味しているのかを色や形を使って分かりやすくしてあげる必要があります。また、グーグルのトップ画面も中央部分に検索窓が設置され、周囲はほとんどが真っ白。このようなデザインにすることで、ユーザーの目線が中央に向くようになっているのです。
初めてWEBサイトを訪れるユーザーが簡単な操作で目的とする情報へたどり着けるようにするのも重要。分かりにくかったり、操作しにくいと面倒に感じてすぐに離脱してしまいます。そうならないためにも、誰が見ても一目で分かるデザインにしたり、初めて起動したユーザーのためにチュートリアルを用意するなどの工夫が必要です。
複雑な操作が多くなってしまうと、ユーザーが離れてしまいます。ECサイトで商品を購入しようと思ったけれど、入力項目が多すぎて注文を途中でやめてしまったという人もいるのではないでしょうか?このような場合は、入力作業を複数のステップに分けて段階的に作業を進めさせるといった工夫が必要となります。
いかがでしょうか?UIデザインの重要性が分かったと思います。ただしUIデザインは、WEBサイトが普及したり、進化することで多様化していくので、その時々にあったトレンドをチェックしながらデザインを採用していくと良いかもしれませんね。
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