受注管理アプリとは、顧客からの注文受付、出荷・在庫管理、請求管理などまで一連の業務を管理するアプリのことです。スマホやタブレットで操作して、手作業よりもミスを減らし業務を効率化できます。
また、受注管理アプリを導入することで注文内容、顧客情報を一元管理できるようになります。アプリは直感的に操作できるので特別なスキルは不要で、導入もスムーズに行えます。
受注管理業務を紙の伝票を使用したり手作業で入力していたりすれば、時間や手間がかかるだけでなく入力ミスや二重入力が起こる恐れがあります。在庫状況をリアルタイムで把握できず、現場と事務所での情報共有が円滑におこなえない可能性もあります。受注管理アプリを導入することで手作業や紙での管理がなくなり二重作業の削減、取引先とのやり取り効率化や業務効率化・透明性アップが期待できます。
また、転記作業での確認漏れ、ミスなどの人的エラーの低減、リアルタイムな情報共有で欠品の防止、適切な在庫を確保する、属人化の解消などさまざまな課題を解決できます。
フルスクラッチ開発は、既存のコードなどを使用せずにゼロからシステムを作るものです。自由度が高く、特殊な業界の業務にも対応できますが、時間とコスト、専門的な知識やスキルが求められます。
希望するニーズに柔軟に対応できるメリットがある一方で、開発者の人件費や技術導入費用など高いコストがかかってしまうこと、ゼロから設計するため開発に時間がかかること、運用にも高い技術力が求められることなどの課題があります。
パッケージ利用開発は、既存の標準機能を基にアプリを開発する方法です。すでにあるものに、自社に合うような機能を追加するなどカスタマイズしていくので、開発費用や開発期間を抑えることができます。
また、パッケージ開発は多くの企業で導入・活用されているので、機能・動作は安定しています。一方でカスタマイズできる範囲には限りがあり、大規模な改修が必要になればかえってコストが高くなってしまうリスクがあります。
クラウドサービスを利用したアプリ開発はクラウド上で開発作業を行うものです。インターネット環境があればどこでも開発でき、サーバー設定などの整備が不要なのでスピーディーに開発できます。
さまざまなツールが使えるためシステムをゼロから設計せずに済みます。
| メリット | デメリット | |
|---|---|---|
| フルスクラッチ開発 | 自由にカスタマイズできるため拡張性・柔軟性がある 独自の業務に特化した機能が追加できる セキュリティ要件を厳密に管理できる |
コストがかかる 開発に時間がかかる 専門知識が必要でメンテナンス難易度が高くなってしまう |
| パッケージ利用開発 | 短期間で導入できる 導入後にトラブルが起きにくい 開発コスト・初期費用を抑えられる |
カスタマイズできる範囲が限られている 自社の業務をパッケージに合わせなければいけない場合がある システムの全容が見えずトラブルが起きた時に対応が難しい |
| クラウドサービス利用 | 自社の開発環境整備が不要 開発ツールを使えばすぐに作業できる コスト削減効果が期待できる 開発期間が短くて済む |
セキュリティに不安がある 拡張機能追加が難しく社内システムと連携しづらい クラウドサービスに依存するとサービス終了時に困る |
受注管理アプリの開発方法はいくつかありますが、それぞれの特徴、メリットやデメリットをチェックして選択することが大切です。独自の業務プロセスがあり高いセキュリティが必要ならフルスクラッチ開発、システムが自社業務に合い独自の要件が多くないならパッケージ利用開発、初期費用を抑えてスピーディーに開発したいならクラウドサービス利用を考えると良いでしょう。
受注管理アプリは、業務効率化とミス削減につながるものです。予算や業務内容だけでなく、将来的な拡張性も考慮しながら自社に合う開発会社選び、システム開発方法を選んでください。