「資産管理アプリ」とは、企業や個人が所有している資産を効率的に管理するためのツールです。ここで言う「資産」にはさまざまなものが含まれており、例えば企業・個人の物品や設備、ソフトウェアライセンスなどが挙げられます。
これまではエクセルや紙台帳などを使用して管理されてきましたが、アプリをではバーコードスキャンやQRコード、クラウド連携といった機能が搭載されているため資産の把握が容易に。資産を管理する際に発生する業務負担を軽減することが可能です。
資産管理アプリを導入することによって、さまざまな情報を把握しやすくなります。所有する資産の所在や使用状況をリアルタイムで把握できるようになるために紛失や盗難を防止につながることに加えて、在庫過多の解消が可能です。
さらに、資産のライフサイクルの管理を行える、メンテナンススケジュールを立てられるようになることから、効率的な管理を実現可能になります。例えばソフトウェアなどのIT資産であれば、更新やパッチ適用についても自動化し、管理の負担軽減も行えます。
資産管理アプリの主な開発方法として、以下3種類の特徴を見てみましょう。
まず、自社開発(スクラッチ開発)を行う方法が考えらえます。スクラッチ開発は、システムをゼロから開発していく手法であることから、自社のニーズに合わせた開発がしやすいという点があります。スクラッチ開発を用いる場合には、フレームワークやテンプレートを使用して開発をしていくケースがあります。
こちらの方法は、カスタマイズがしやすい反面、開発側が高いスキルを持っている必要があることに加えて、開発に時間がかかるといった面があります。
外部の開発会社に委託する選択肢もあります。フルスクラッチ開発も、ニーズに合わせてゼロから開発する方法ですが、テンプレートやフレームワークを使用せずにゼロから開発を行っていきます。ニーズに合わせた開発が可能である反面、開発を委託する会社のスキルなどにアプリの品質が左右されるケースもあるため、委託先を慎重に選ぶことが大切です。
開発を行うのではなく、既存サービスの中から自社のニーズに合ったアプリを選択して利用する選択肢も考えられます。現在、資産管理を行うためのアプリにはさまざまなものが提供されていますので、機能や費用などを比較しながら、自社の業務やニーズに合ったものを選択していくことになります。
各開発方法のメリット・デメリットを見てみましょう。
| 開発方法 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 自社開発(スクラッチ開発) | 自社のニーズや業務内容に合ったアプリを開発できる。カスタマイズもしやすい | 高い技術が必要であり、コストが大きくなったり開発期間が長くかかったりする可能性がある |
| 開発会社に委託(フルスクラッチ開発・受託開発) | 開発を専門に行っている会社に委託することで、ニーズに合った高品質なアプリ開発が期待できる | コストが大きくなる可能性に加えて、開発を委託する会社のスキルにアプリの品質が左右される |
| 既存サービスの活用 | すでにあるサービスの中から選択するため、すぐにアプリを導入し活用することもできる | 自社のニーズに合致するアプリが見つかるとは限らない | る。
資産管理アプリは、その名の通り企業や個人が保有している資産を管理することを目的としています。
自社の要件にしっかり合ったアプリを導入したい場合には、自社開発(スクラッチ開発)または開発会社に委託(フルスクラッチ開発・受託開発)を選択するのがおすすめです。特に自社で開発技術を持っている場合には、自社開発を選ぶことになるでしょう。
例えば企業において資産管理に時間がかかっている、管理にかかる負担を軽減したいといった希望がある場合には、資産管理アプリの導入がおすすめです。開発後のメンテナンスや機能追加を考え、外部の開発会社に委託するという選択肢も考えられます。