スマホアプリ開発の事例のうち、製造業での成功事例を3つご紹介しています。
カヤバ株式会社の主力製品のひとつが自動車のダンパー。車の走行中に路面から伝わる振動を制御する役割を担っている部品です。このダンパーについて新しい提案を求められる機会があり、電子制御ダンパーをスマホアプリでチューニングして、運転手自身がダンパーで走りが変わることを体感できるというシステムを開発することになりました。
とにかく時間がなかったのですが、要件定義は一緒にやってくれて、仕様変更にも柔軟に対応してくれるということで三恵クリエスに依頼することに。
東京オートサロンでアプリをお披露目した際には、直感的に操作できるUIが好評でした。デモの製品化を待ちたいという言葉もあり、確かな手応えのあるお披露目となりました。
依頼企業 | カヤバ株式会社 |
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開発企業 | 株式会社三恵クリエス |
もともとBtoBビジネス向けの情報発信をする会員制Webサイトを運営していたものの、人手不足で会員とのコミュニケーションができないという課題があったリンナイ。社内でDXの機運が高まり、BtoB向けの新しいプラットフォームをリリースすることに。これは外出先でも使えるように、スマホアプリやLINEと連携できるものになりました。
開発を依頼するのは、運営がひとりでもできるシステムにしたかったので、更新や情報配信が一元管理できるヤプリ一択でした。開発したアプリは、取引先の方が現場で商品カタログを開くのではなく、リンナイのアプリを開いて説明するなど、活用事例が少しずつ増えている手応えが感じられています。
依頼企業 | リンナイ株式会社 |
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開発企業 | 株式会社ヤプリ |
美容に関するコンテンツを配信する、smile connectというアプリを配信しているカネボウ。ユーザーとの接点として、好きなブランドや購入履歴に合わせた情報を配信できるようになっています。
ゆめみは、アプリの運用と改修が一社でできるので、運用していて見つかった課題をすぐにフィードバックして改善できることが強みで、アプリの改修を担当することになりました。アプリの改修後は、配信コンテンツの管理、ユーザーへのメッセージの制作からCRMデータの分析、それに基づくPDCA提案までアプリまわりのサポートを幅広く提供しています。
依頼企業 | 株式会社カネボウ化粧品 |
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開発企業 | 株式会社ゆめみ |
BtoBからBtoCまで、スマホアプリが顧客との接点となり、ビジネスを加速させるきっかけになっています。それぞれUIやプッシュ配信など、アプリならではのメリットを活かした事例となっています。
アプリ開発のベンダーはここで紹介した3社だけではなく、たくさんの会社があります。各社得意な業界や業種が異なり、それにマッチしたアプリ開発ベンダーを選ぶことがアプリ事業の成功の鍵となります。下記のページでは、スマホアプリ開発のベンダーの選び方や企業情報を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
ここでは、「PoC(Proof of Concept:概念実証)や実現性」に強いベンダー、「連携やインフラに関する技術力と提案力」に優れたベンダー、「低コストの設計・保守」を可能にするベンダーをそれぞれ紹介します。