EC連携型アプリは、ECサイトとアプリをAPIで連携させるものです。商品情報や決済、顧客情報、在庫管理、ポイント機能などを共有・同期することで、スムーズで快適な購買体験を顧客に提供できます。
カート機能やプッシュ通知、クーポン配信などの機能があり、メールより開封率が高く顧客との接点を広げ、より効果的な集客ができます。
スマホを持つ人が増え、アプリ経由での購入率は年々上昇しています。Webサイトよりも使いやすいアプリと自社ECを連携させることでアクセスしやすくなればブランドの親近感が高まり、高い販促効果が期待できます。更に、ログインの継続性で購入までの離脱を防ぐことができるので、リピート率向上や売上の最大化を期待できます。
アプリから得た顧客データを分析して、効果的なマーケティングが行えるようになります。
ネイティブアプリは、iTunesStoreやGoogle Playなどアプリストアからインストールして使用するアプリの総称です。カメラ機能やプッシュ通知、位置情報取得などスマホ機能を利用でき、読み込みスピードが速い、アプリ内課金ができる、継続的に利用しやすいといったメリットがあります。アプリ開発時にはGoogleやAppleのようなプラットフォームからの制約が大きく、リリースやアップデート時には審査をクリアする必要に加え、開発コストも割高になります。
ハイブリッドアプリは、Webアプリとネイティブアプリどちらの要素も持っています。ブラウザからだけでなく、アプリストアからインストールすることもできます。アプリ開発はWebアプリベースで行い、「HTML5」「CSS3」「JavaScript」などのプログラム言語を用います。スマホ本体OSのアップデートの影響を受けにくく、iOSとAndroidどちらでも使用できるためそれぞれで開発する必要はありません。ただし、Web通信が求められるために動作が重くなる恐れがあること、フレームワークに依存しやすく細かな変更に対応しづらい場合もあります。
ノーコード・ローコードアプリ開発はプログラミング知識が少なくてもアプリを開発できます。開発スピードが速くコストを抑えてアプリ開発ができますが、自由度や拡張性がネイティブアプリ開発やハイブリッドアプリ開発と比較して低くなります。
| メリット | デメリット | |
|---|---|---|
| ネイティブアプリ開発 | スマホ機能が使える 動作速度が安定している アプリ内課金ができる |
開発コストが割高になる プラットフォームからの制約がある リリース時に審査がある |
| ハイブリッドアプリ開発 | 開発工数が少なくて済む 開発コストが抑えられる メンテナンスが容易 |
スムーズな動作が難しい 細かい変更に対応しづらい |
| ノーコード・ローコード開発 | プログラミング知識がほぼ必要ない 誰でも開発できる 低コストで迅速な開発が可能 |
自由度や拡張性が低い 大規模なシステム構築には不向き |
EC連携型アプリ開発は、ECサイトとアプリを連携させることで顧客が利用しやすくなる、情報を獲得しやすくなるなど「顧客エンゲージメントを高める仕組み」として機能するものです。ホーム画面に常に表示することでアクセスが容易で、お知らせをプッシュ通知で即時届けることができます。
アプリ開発を行う際にはネイティブアプリ、ハイブリッドアプリ、ノーコード・ローコードアプリの特徴をチェックし、自社に合う開発方法を選択しましょう。